「ボクは、どんな写真を撮りたいんだろう」
もちろん、ボクは初心者で素人だし、あんまりそんなこと考えずに写真を楽しめればいいと思ってます。
だけど一方で、写真が上手くなりたいとか、いい写真を撮りたいとかっていう欲望がないわけじゃありません。
そういう欲があるからこそ、写真って楽しいんだと思うんです。
この狭間で、ふと、冒頭の疑問を思うときがあるんです。
風景、ポートレート、鉄道、星空…
撮りたいものはたくさんあるけど…
なんて思いながら、ネットや本屋をウロウロしていたら、「スナップ写真」っていうものに出会いました。
【スナップ写真】
①動く被写体を手早く撮影すること。特に、相手に気づかれないように自然な状態を撮ること。また、その写真。
②映画で、時事的な人物や事件を即興的に撮影した写真。スナップ。
(『広辞苑』より)
スナップ写真のコツとかいろんな情報がありましたが、ボクを揺さぶった情報はただひとつ。
「前ボケをつくる」
よし、撮ってみよう。
スナップといえばまずは街撮りかなーと思い、奥さんの買い物に付き合うことをいいきっかけに、早速、街にでかけました。
とにかく、思うままに「あ!」とか「お?」と思ったときに、瞬間的にシャッターを切る。
構図とかあんまり考えずに、シャッターを切る。
ピントさえよく確認せず、シャッターを切る(いいのか笑)。
これが、なんと…おもしろい!
なんていうか、上手く言えないけど、すごいスッキリして、ゲームみたいで楽しいんです。
「あ」っていう瞬間にいかに反応できるか、みたいな。
でもって、「前ボケ」を理由に人やモノが入ってもまったく気にならない笑!
むしろ、入ってきてください笑。
そしたら、(撮ったというより)撮れた写真を見るのがすごい楽しみになってきて。
これは…性に合う笑!
またひとつ、写真が、お出掛けが、楽しみになりました。