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RAW現像について、考える。

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いつかの記事で、こんなこと言いました。

 

yosshadiary.hatenablog.com

 

が、そこでも「いつかはやってみたい」って書いてますとおり、2020年始まりのタイミングでRAW現像にチャレンジします。

年の初めに何かにチャレンジって、大事。

 

 

 

データ管理をどうするか

 

ボクにとって、RAW現像の最初のネックが「膨大なデータをどうするか」でした。

 

そもそも、写真(カメラ)が趣味になってからというもの、加速度的に写真データが増えています。

ボクはいまだにジョブズのデジタルハブ構想に捉われているので、写真データはMacの写真アプリ(昔はiPhotoでしたね〜懐)で管理し、iCloudを通じていつでもどこでもすべての写真が見れるようにしています。

(動画は別です。iPhoneなどのデバイスで撮った動画だけはiCloudで飛んできますが、それ以外の動画はMacの外付けに保管してます。)

 

で、このフローの中に、さらに膨大さを増すRAWデータなるものをどう置くか。

ここで悩んで、躓いていたのです。

 

悩みの原因は、そう、ジョブズのデジタルハブ構想(くどい)。

なんでもかんでもジョブズのせいにしてはいけませんが笑、Mac至上主義というか、外付けを信用していないというか、「なんでもMacに入れないとダメ」みたいな固定観念があったようです。

年が明け、帰省から戻ってきて冷静になって見てみれば、ボクの外付けはなんと6TB。

どんどん置いていけばいいじゃないか笑。

 

というわけで、RAWデータを外付けに保管→Lightroom Classicで読み込み(カタログデータはMac内)→現像した写真のみ写真アプリ=iCloudへ、というフローで行くことにしました。

これなら、データ量もなんとかなりそう。

とはいえ、iCloudももはや130GBを突破し、そのほとんどが写真データ…。

いずれはこのフローも再構築する必要がありそうです…。

 

 

現像ソフトをどうするか

 

すでに上で Lightroom Classicって書いてますけど笑。

 

現像ソフトも、たくさんあるんですね。

いろいろ調べてみたんですが(無知なときはこの調べる時間がホントに楽しい。知りたいのにまだ知りたくない、みたいな笑)、結局、Lightroom Classicを選択しました。

 

理由は2つ。

 

 ①現像の基本補正プロファイルにFUJIFILMのフィルムシミュレーションが入っている

 ②すでにAdobeのフォトプランの納税者

 

①の理由が大きいです。

 

そもそも、RAW現像って写真に詳しい人がさらなる高みを目指してやってるという印象でした(これぞ、無知)。

データは増えるし、手間は増えるし。

なので、素人のボクは、撮って出しの色が素晴らしいFUJIFILMに惚れたんです。

けど、RAW現像について調べていくうちに、考え方が変わってきました。

その変化の結果、RAW現像自体が楽しみに変わりそう、っていうのが、RAW現像に手を出す一番の理由です。

 

 

ボクなりのRAW現像の楽しみ方

 

RAW現像とは、その名の通り写真の現像であり、その考え方はフィルムの現像と違わず。

フィルム現像においても、現像の際に諸々調整したり、フィルムそのものを選んでたりする(らしい)。

デジタル写真においても、RAWデータをJpeg等に現像する際に調整すること自体が写真の楽しみの一つであって、その楽しみ方はフィルムだってデジタルだって一緒。

にわか仕込みの勉強で、いまのところこんな理解をしています。

 

そうなると、お出かけして写真撮るのが楽しい上に、撮ってきた写真を家(Mac)で現像する楽しみがさらに増える、とも言えるんじゃ?

RAWデータから現像すれば、写真の劣化も抑えられるし(カメラの圧縮より劣化しないらしい、というか、色や補正をほとんど劣化していない状態から開始できる)、しかも、その現像の際にFUJIFILMのフィルムシミュレーションが選べるんです。

これって…めちゃええやん笑!

 

さらにボクの場合、RAW現像が楽しみになってくると、写真の撮り方が変わります。

今までは、撮りたいシーンに出会ったら「フィルムシミュレーションを何でいくか」の選択に神経を尖らせていました。

晴れた日の青空はVelvia、雰囲気のある路地裏なんかはCLASSIC CHROME、スナップはモノクロ(ACROS)など(偉そうに言ってますがほとんどこれくらいのもんです笑)。

けど、RAW現像を楽しむってなったら、フィルムシミュレーションは一番いいのを現像の際に選べばいいんです。

より、写真を撮ることだけに集中できる。

 

もちろん、フィルムシミュレーションを選びながら写真を撮るのもとても楽しい撮り方です。

それを否定するものではありません。

ただ、フィルムシミュレーションを現像に回すとなると、ボクはPROVIA(スタンダード)で撮るわけです。

PROVIAのなんと美しい色だこと。

FUJIFILMを選択してよかったと、改めて思うのでした。

 

 

さて、長くなっちゃいましたが、要するにこれからはRAW現像も楽しんでいきます。

今回、現像した写真は、こちら(フィルムシミュレーションはETERNA)。

 

【RAW現像】

X-T30 RAW現像-1

 

先月、トトロのトンネルに行った際のワンカット。

ちょっと比べてみると…。

 

Jpeg撮って出し=PROVIA

DSCF1518

 

どうでしょう?

もちろんPROVIAも綺麗なんですが、右端の黒板の字とか、影の中ながらよく見えるようになってませんか?

あと、写真撮ったときの空気感とか、自分で現像した方が再現されている気がします。

とっても自己中心的ですが、現像自体が楽しかったこともあいまって、ボクにはとっても違って見えます笑。

 

 

しかし、RAW現像は奥が深い…。

Lightroom Classicの使い方も、たくさん勉強しなくっちゃ。

 

楽しみは続きます。