ボクは基本、写真の加工をしていません。
とくにFUJIFILMのカメラで写真を撮り出してからは、ほとんどがフィルムシミュレーションの撮って出しです。
このフィルムシミュレーションこそが、ボクをFUJIFILMの虜にしている要因のひとつ。
写真はCLASSIC CHROME(ときにVelvia)、動画はETERNA、が基本。
いつもその素晴らしさに感動しながら、撮って出しを楽しんでいます。
Raw現像はしてません。
写真を撮る者の端くれとして、いつかチャレンジしてみたいとは思うのですが、容量の確保や現像までのワークフロー、元データの保存管理など、整えたい環境を想像するたびに億劫になってしまう…。
いつかRaw現像した写真をアップできる日が来るのなら、それまでこのブログが続いてるといいな。
さて。
上のような状況で写真を楽しむボクですが、写真加工に興味がないわけではなかったのです。
世に言う「レタッチ」(レタッチする人を「レタッチャー」って言うんですね)についてはいつも気になっていて、本屋やネットをウロウロしながらいつもレタッチの情報を探していました。
【レタッチ】
絵画・彫刻・写真・写真製版などの修正または加筆。修整。
(『広辞苑』より)
そんな「レタッチ」について、考えることを書いてみます。
どのソフトでレタッチするのか
ボクはMacユーザーで、大きくて強くて偉そうなものが嫌いです笑。
レタッチソフトで一番に思いつくのはやはり、Photoshop。
でも、ひねくれているボクは違うソフトから検討しました。
候補に上がったのが、 Pixelmator Pro。
すごくよさそうで、ポチる寸前までいったのですが、如何せん勉強する際に参考になる本や情報がなさすぎる…。
レタッチについては、実際に加工しながらいろいろできることを勉強したいと思っているので、情報が少ないとちょっと難しいかな…。
ソフトはすごくよさそうなんですが…断念。
というわけで、レタッチソフトはPhotoshopに決定。
こちらAdobeの税金が発生しますが…Creative Cloudのフォトプラン(税別980円/月)にPhotoshop+Lightroom(+Lightroom Classic)が入っていて、いつかRaw現像も…との思いから、思い切って納税者になることにしました。
ちなみに、勉強の参考書としては、こちらを購入。
一つずつ実践しながら、楽しみながら、レタッチを勉強したいと思います。
どの写真をレタッチするのか
ボクがカメラや写真を始めようとの思いで最初に買ったカメラが、ソニーのα7です。
ですが、カメラ自体は当然昔から持っていて、それはiPhoneだったりするんですが、まだスマホがこの世にないときは、たしかキャノンのIXYをもっていて、それでたくさんの場面を撮っていました。
じつは、デジタル記録ができるデジカメIXYの1枚目の写真から、すべての写真データがボクのMacに残っているのです。
その数、1万枚以上。
ジョブズのデジタルハブ構想、万歳笑。
そんな中に、ときどき「お、いい写真」と思うようなものがあるんです。
案外、小難しいことを考えないで撮った写真の方がよかったりすることも笑。
それはともかく、そんな埋もれた写真の中から、いいなと思うものをレタッチして遊んでみよう。
これこそが、ボクがレタッチに興味をもったきっかけです。
なので、α7以前のお気に入り写真をときどきレタッチして、ちょっとずつ公開できればと思います。
何を隠そう、冒頭の写真が人生初のデジカメ写真。
データを見ると2004年の4月とありました。
そうそう、その春にIXY買ったんだっけ。
で、こちらがレタッチ後の写真です。
色褪せかけた思い出を、ヴィンテージ風にアレンジしてみました。
レタッチ、楽しい笑。
いずれは、レタッチ写真を繋いで何かできたらって考えてますが…
それはまだまだ先かな。