確かニコンの一眼レフだったように記憶しています。
ずっとファインダーを覗き込み、ひたすらに孫を追いかけ回していました。
「あんな重たいもの首からぶらさげて…邪魔でしんどないんやろか」
「カメラ越しじゃなくて直接孫見たげたらいいのに」
親父が亡くなった後、そのカメラをいらないかって言われていたけど、
「そんな重たいものはいりません」
とつっけんどんに返事したことは覚えてます。
そんなボクが。
仕事のストレスによる物欲の発散のためとはいえ、まさかカメラを首からぶら下げるなんて。
ま、重たくないミラーレスですけどね。
そんなわけで、2年前の夏に出会ったのが、ソニーのα7。
キットレンズだったけど、さすがのソニー、さすがのフルサイズの描写力に感動し、すっかりカメラと写真にハマったのでした。
最初に撮った写真がこちら。
ここから、ボクのカメラと写真の物語は始まります。